最新技術活用セミナー 開催レポート
2021.03.10
3/5 久しぶりにセミナーが開催されました。本来1/18に開催予定だった「最新技術活用セミナー」です。
残念ながら、対面式だったはずのセミナーはオンラインのWebセミナーとなりましたが、
Webならではのメリットもあり、1月時点よりもたくさんの方にご参加いただくことが出来ました。
講師の田中先生によると、近い未来に、月が市場になるであろうこと。
宇宙産業は、年8%で毎年成長中で、それはまるで、自動車産業が生まれ
発展したような成長ぶりであり、期待値の高い産業であるということ。
現在 宇宙へモノを運ぶために必要な費用は、単純計算して1㎏=1億円。
そのため、小型・軽量に価値があったり、遠隔操作できることで広がるチャンスがある。
どんなことが求められ、どんな技術が必要になるのか、世界中で需要を見つけていく活動をしているところで
どんな業界にも可能性は無限大である。といったお話でした。
また人型の遠隔操作できるロボット【アバターロボット】の紹介もありました。
(注:写真は株式会社メルティンMMI様HPより)
いわゆる自動ロボット(なにかの動きに特化した専門ロボット)とは違い、これまで“人”にしかできなかった
繊細な作業や複合した動きができるもので、ロボットが人になり替わる時代はもうすぐそこに来ているんだと
思わざるをえないものでした。
私たちが子どもの頃に描かれていた近未来は、ゆっくりと、でも確実に現実のものとなりつつあります。
時代の変化は目まぐるしく、必要な情報を如何にキャッチするのかがとても重要な分かれ目となるご時世だからこそ、
当財団は山口県の中小企業の皆様に、必要な情報を的確に発信していける存在でありたいと思うばかりです。
さて、今回の研修が本年度の産業人材創造事業としては、最後の研修となりました。
講師の田中先生、關先生、受講者の皆様、ご参加いただきありがとうございました。